ハーネスの重要性
2025.03.25昨今のフルハーネスの重要性は、高所作業における安全確保が最大の理由です。墜落・転落事故の防止が目的で、労働災害の中でも命に関わる重大な事故を防ぐため、法改正により着用が義務化される場面も増えています。安全意識の向上と、現場での命を守る最後の砦として、フルハーネスの着用は極めて重要です。
【1. 墜落・転落事故の多発】
建設業や設備工事などの高所作業では、墜落・転落が労働災害の中で最も多い原因のひとつです。特に足場や鉄骨上、屋根作業などでは、ちょっとした不注意が命に関わります。フルハーネスは、万が一の落下時に身体をしっかり支え、致命的な怪我を防ぐための最終防衛策となります。
【2. 労働安全衛生法の改正】
2019年2月に労働安全衛生法が改正され、高さ2m以上の作業での墜落防止措置として、フルハーネス型墜落制止用器具の使用が原則義務化されました。従来の胴ベルト型では、落下時に内臓損傷や背骨へのダメージが懸念されるため、より安全性の高いフルハーネス型へ移行が進められています。
【3. 作業員の安全意識向上と企業責任】
フルハーネスの着用は、現場の安全文化を高めるうえでも重要です。適切な使用がされていない場合、企業側も安全配慮義務違反に問われることがあり、法的責任や社会的信用の低下にも繋がるリスクがあります。逆に、フルハーネスの徹底により、企業全体の安全管理体制の信頼性を高めることができます。
【4. 実際の使用による効果】
近年では、フルハーネスを着用していたことで致命的事故を回避できた事例も多数報告されており、その実効性が広く認識されています。また、最近の製品は軽量・フィット感にも優れ、作業性を妨げにくいデザインも増えています。
結論:
フルハーネスは、単なる装備ではなく、命を守るための基本装備です。作業員一人ひとりの安全を守ると同時に、企業としての社会的責任を果たすうえでも、着用と正しい使用が今後ますます重要になります。

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