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鉄筋配筋

「鉄筋配筋」は、鉄筋コンクリート構造において、鉄筋を設計図に基づいて適切に配置する作業のことです。建物の強度や耐久性を確保するために重要な工程で、様々な種類の鉄筋が使用されます。

配筋の種類と役割:
  • 主筋:
    柱や梁、基礎、スラブなどの荷重を負担する主要な鉄筋です.

  • 帯筋 (あばら筋):
    柱に作用するせん断力に抵抗し、主筋を固定する役割があります.

  • 配力筋:
    スラブや壁において、主筋の直交方向に配置され、応力を分散したり、ひび割れを抑制したりする役割があります.

  • はかま筋:
    柱や梁の端部にかかる応力を分散し、耐震性や耐久性を向上させる役割があります.

配筋の種類:
  • シングル配筋:鉄筋を1列に配置する方法です.
  • ダブル配筋:鉄筋を2列に配置する方法です.
  • 千鳥配筋:鉄筋を交互に斜めに配置する方法です.
配筋作業では、鉄筋の種類、サイズ、配置方法、間隔などを考慮し、設計図通りに正確に行う必要があります. また、配筋検査で、鉄筋の配置や間隔、結束などが図面通りに行われているかを確認します.

配筋の重要性:
  • 配筋は、建物の強度や耐久性を決定する上で非常に重要です.
  • 設計図通りの配筋が行われていない場合、建物の安全性に影響を与える可能性があります.
  • 配筋検査は、建物の安全性を確保するために不可欠な工程です.

鉄筋基幹技能者について

🔧 鉄筋基幹技能者とは?

鉄筋工事の施工において、作業の指揮・調整・管理を行う立場の技能者です。具体的には:

  • 鉄筋施工図の読み取り・理解

  • 材料や作業員の手配

  • 工程の管理・安全指導

  • 若手職人の育成

  • 現場での技術的な助言

つまり、「鉄筋のプロフェッショナル」かつ「現場リーダー」としての役割を果たします。


🏅 取得条件(要件)

鉄筋基幹技能者になるためには、以下の要件を満たす必要があります:

  1. 1級鉄筋施工技能士(国家資格)の取得

  2. 実務経験10年以上(うち鉄筋工事経験が7年以上)

  3. 厚生労働省認定の**「基幹技能者講習」**の受講と修了


📘 基幹技能者講習とは?

鉄筋基幹技能者として必要な「管理能力」を習得するための講習で、主な内容は以下の通り:

  • 工事全体のマネジメント(工程、安全、品質など)

  • 法令・規則に関する知識

  • コミュニケーション・リーダーシップ

  • 原価管理や書類作成

受講後、試験などはなく修了証の交付をもって基幹技能者として認定されます。


💼 メリット

鉄筋基幹技能者になると:

  • 現場での役職・地位向上(職長、主任クラス)

  • 賃金や待遇のアップ

  • 建設キャリアアップシステム(CCUS)でのレベル評価が高い

  • 公共工事における**経営事項審査(経審)**で加点対象

  • 若手技能者への技術伝承が可能


🔚 まとめ

鉄筋基幹技能者は、ただの職人ではなく、「現場を統括する責任あるプロフェッショナル」です。建設業界の人手不足や高齢化の中で、経験と技術を活かしてリーダーシップを発揮する人材として非常に重要な存在です。

建退共について

建設業を対象とした国の退職金制度のことです。建設業で働く労働者が、建設業を辞めた際に、働いた日数に応じて退職金が支払われる仕組みです。

 

弊社では建設業退職金共済制度(建退共)に加入し、従業員の将来設計を支援しています。長く安心して働ける職場環境を整え、頑張る皆さまをしっかりサポート。安定したキャリア形成を目指したい方に最適な環境です。

今後も従業員の福利厚生を重視する企業姿勢を通じて、社会的責任を果たし、信頼される企業づくりを進めてまいります。